広告のほうが面白くみえる問題

恐らく適当に「この文脈補完がすごい」という風に言っていたらいいと思うんだけれども。あるいは日本人特殊論か(西洋は意味で満たしていくのだが、東洋は意味を剥奪していくとか)。今適当に思いついた感じだと

  • 空白=自由度説か。要するに空白に意味を埋めるのは、その読解を行う人物である。従って、その読解を行う人間にとって都合のいいことが行われるんだからそれは楽しいよね、という。
  • 空白=妄想説。
  • 空白=創造説。

[nisemono_san]ライトノベルにおける空白の研究とかあったっけ?

[sirouto2]行間論

これも東浩紀大塚英志の対談ですが、ラノベは行間がないというような話をしていて、それは行間が現実との落差だけど、ラノベは虚構を写生しているからだということでした。そこから一歩進んで、私的には行間を操作する技術が向上しているのではないかと思います。例えばラノベならイラスト、ノベルゲームなら選択肢があります。ひぐらしの場合は編と編を立体視することで矛盾が浮き上がってくるわけです。TVがテロップを多用するのも含めて、そういう風に現代メディアは行間を顕在化します。