ラノベはこの先どうなるのか

はじめまして。風見敬悟ともうします。


ラノベはこの先どうなるのかということを考えてみます。
ここでのこの先どうなるのか、というのは市場的な問題です。
ライトノベル「超」入門新城カズマ氏は

  1. 増えすぎたライトノベルの点数が一気にオーバーシュートして市場が大崩壊する。
  2. いったんオーバーシュートするも、すぐにギリギリのところで出版点数とお小遣いの総和が平衡する。
  3. 景気回復の本格化によって読者の財布自体が大きくなって、もうちょっと平衡域へと成長する。


と述べております。
僕は直感的に、「この中で選ぶとすれば」2、だと思っています。
完全に直感です、が。

[mizunotori]

漫画の読者やアニメの視聴者を上手く取り込むことができれば、「もうちょっと平衡域へと成長する」ことも可能ではないかと思います。超楽観論です。つまり、彼らをどうやって取り込むかが課題じゃないでしょうか。メディアミックス路線を継続するべきか否か、という問題もありますね。たとえばアニメの「ハルヒ」がきっかけで初めてラノベに手を出したという話はよく聞きますが、いつ出るかもわからないようなメガヒットに期待するのも危ういですし。

[kagami]

1番だけはまずないと思います。マーケティングとの兼ね合いで計算して出版しているので。
私は昨今の一般文芸と同じく、ベストセラーとそれ以外の二極化が進む可能性を読んでいます。
ただ、基本的にかなり安定した市場であり、大崩壊のような事態は起きず、
揺れ動きや二極化はあるにしても、このまま安定して進むのではないかと。

[natu3kan]

2番目かな、ブームが周期的にやってくるとかじゃないですか?
ラノベはアニメ化とかされたときに爆発するらしいのでスレイヤーズで大爆発、おちついてしばらく小爆発を繰り返したのちハルヒで大爆発みたいな。あーでも本の売り上げそのものだとキノとかも売り上げ的にはハルヒとどっこいなんでしたっけ? じゃ、ラノベ業界の大爆発の周期というのは近いのかもしれない。
というかこれ以上市場は広がらないのかなあという気はします。
数年前から頭打ちでパイをとりあってるだけなのかも。
ただ、未来のことを言うと鬼が笑うらしいのでどうなるか判らないというのが結論かと。
ゲーム業界だって、十年前じゃ絶対にありえないだろうって言われてた事が実際に起こったわけですし。スクウェアエニックスみたいに。
電撃スニーカー文庫とかになるかもしれないですよ、そもそも母体同じですし。
結論だけいいえば、今の状態ってラノベ知名度が上がっただけで、売り上げそのものは数年前からあんまり変わってない気がします。
だから、しばらくは知名度向上の時代でいるんじゃないでしょうか。